慰謝料の請求について

テレビやネット上の記事などでは、良く『慰謝料』という言葉を目にしますが、実際にそれを受ける側になったことがある、という方は少ないかもしれません。ですから、実際にそのような立場に自分が置かれてしまった時に、どうすれば良いか分からなくなってしまうこともあります。交通事故における慰謝料は、その事故がどのくらいの規模か、またはどのくらいの損失(怪我)を負っているか、という点に影響されます。

慰謝料が含まれる賠償金には、事故によって受けた被害を保障するもの、怪我の治療費、休業した分の給料保障、それが含まれます。それらを請求する際にポイントとして覚えておきたいのは、相手方が加入している『自賠責保険』の、保障額です。これ車種によっても支払われる保障額が異なるとされていますが、この請求を行う際、被害を受けた私達が直接行う(交渉する)ことは、あまりお勧めできません。

なぜなら、私達が『自分で交渉を行った時』と、『弁護士に依頼して行った時』では、往々にして受け取れる賠償金に差が生じるからです。どちらの方が、多く貰えると思われるでしょうか。そうです、それはたいてい、弁護士に依頼して行った方が、多く受け取れるのです。

交通事故の賠償、受けるべき保障

法律が定めていることの中には、私達が理解しようとしなければ理解できないことが沢山あります。というのも、それは私達個人のために造られたものではなく、国民すべてのためにつくられたもの、とも言えるからです。私達が、自分たちは「こうだと思っている」と主張しても、それが法的にまかり通らない、ということは良くあることです。そして私達は、そのような場面に、今でなくてもいつか、直面する可能性があります。

例えば私達が、交通事故で何らかの被害を受けた場合…この場合、私達は被害者の立場となりますが、その場合加害者側から私達は賠償を受ける必要があります。その賠償には、いわゆる『事故によって受けた損害』を補償する要素が含まれ、車の修理代の他、怪我をしているなら治療費、入院費、手術費用、(受けるはずの)給与分の保障、後遺障害への保障、そういった面が加害者側から[お金]によって保障される必要があります。

この場合、それをお金で解決することが正しいことなのか、そうではないのか、という点に関して考えるのは無駄なことです。法律上、それが法的に受けることのできるもっとも有効な賠償だからです。ですから私達は、賠償を受けるにしても、私達が「本来受けるべき分」の保障を受けたい、と思うはずです。いわゆる賠償金(慰謝料)は、その請求の仕方次第によっては、本来貰えるべき額から、大きく減額されてしまう可能性がある、というリスクを抱えています。